法律学修よもやま話

日々の法律学修の記録と、多種多様な話題を綴るブログ

歌うことが好き(1)

私は、13歳の頃から、かれこれ10年以上も合唱をやっていますが、今回は、なぜ合唱の門戸を叩くことになったのか、綴っていきたいと思います。

(2月に入ってからまだ1回も書いていなかったので…)

 

クラス合唱にて

さいころから、なぜか歌うことが大好きで、アニメやドラマの主題歌が流れると一緒に歌っていた記憶がおぼろげにあります。

小学校に通っていた頃は、サッカー少年団に入ったりしていましたが、あまり上手とはいえず、飛んできたボールをぼーっと見続け、ヘディングをすることなく鼻血を出したこともありました。勉強はそれなりだったものの、スポーツではあまり活躍できなかったように思います。中休みや昼休みにはよく絵を描いていました。

そんな私ですが、地元にたまたまあった共学の中高一貫校に進学することが叶いました。そこで出会った1回生(中学1年生相当)時の担任は、音楽の先生でした。春が過ぎ、同級生たちと打ち解けてきた頃、最初の文化祭に向けたクラス合唱の練習が始まりました。

まだ声変わりをしていなかった私は、ソプラノを担当することになりました。男声と女声が合わさった合唱の形態を「混声合唱」と呼び、ざっくり言うと、高い方から、ソプラノ、アルト、テノール、バスの4つの「声部(パート)」に分かれます。前者2つが「女声」、後者2つが「男声」となりますが、声変わり前の男性も「女声」を歌うことがままあります。

※ちなみに、女性が「男声」を歌うことも不可能ではありません。声部は上記の4つ以外にも細かく分かれていますので、またいずれ声部について書きたいと思います。

私のクラスで歌うことになった曲は、『時の旅人』(深田じゅんこ作詞、橋本祥路作曲)でした。ウィキペディアに記載されている通り、各パートでメイン(主旋律)を歌う場面があるので、どのパートでも楽しく歌える曲です。

入学して初めての文化祭に向け、とっても張り切っていた私は、口を大きく開けて楽しそうに歌っていたんだと思います(多分)。そこに担任の先生がきっと目を付けたのでしょう。担任と生徒それぞれの交換ノートで「合唱部に来ない?」と何度も誘われました。

絵を描くことも好きだった私は、入学後、すぐに美術部に入部していました。放課後の好きな時間、自由に絵を描いていることにある種の憧れみたいなものもあり、合唱部との兼部に迷いと一抹の不安はありました。が、先生に押し切られる形で(笑)合唱部に入ることになりました。

 

合唱部への入部

6月の終わりの放課後、先生に連れられて音楽室に入りました。音楽室の防音扉からあらかじめ中を覗くことができなかったので、とても緊張しました…

創部2年目だった合唱部で初めて歌った曲は、『手紙』(アンジェラ・アキ作詞作曲、鷹羽弘晃編曲)と『名づけられた葉』(新川和江作詩、加賀清孝作曲)、それにシューベルトの"Salve Regina"でした。合唱部は女子の割合が多かったですが、まだ混声合唱を歌っていました(私は相変わらずソプラノでした)。

今でも自分の歌うべき音を取る(いわゆる「音取り」)のに時間がかかるのですが、当時は今にもまして音取りに時間がかかっていました…

しかし、同級生も先輩もとても優しく、丁寧に指導していただいたので、なんとか馴染むことができていったように思います。特に、練習後のたまり場となっていた音楽準備室でのおしゃべりはとっても楽しかったです。

 

このシリーズ、次回は「初めてのコンクール」について書いていきたいと思います。